スタッフブログ 〜見学!焙煎所編〜 Category:ケシメイツ日記 Date:2015年10月06日 こんばんは。タツパです。いつも美味しいケシパールブレンド豆を(そして今年からは季節のストレート珈琲も!)焙煎して下さっている「神戸中村珈琲」さんへ、先日ケシメイツ(ケシパスタッフ)を連れて焙煎所見学させて頂きました。今回予定が合ったメイツ3人と私たち合わせて5人。時間との戦いである焙煎の最中、優しく丁寧にお相手して下さった中村社長はじめ、スタッフの皆様、ありがとうございました!折角なので、そのうちのメイツ二人にブログを書かせてみました!ななパールとマツケパール、無理を引き受けてくれてありがとう!そして、ちょっと改訂しましたが、二人は驚かないように(苦笑)ではケシメイツブログです。登場人物タツパール(僕)ナツパール(嫁)ななパール(しっかり者)まなパール(料理大好き)まつけパール(めがね)こんにちは。ケシスタッフのななパールです。(タツパ注:ケシスタッフってなんや!ケシメイツやろ!) 一年ほど前から予告されていた「そのうちブログ書いてもらうからね」ついにとうとうその時が来てしまいました。 うーん、日本語って、文章を書くってこんなに難しかったっけ(トホホ)(タツパ注:トホホって昭和の表現!)今回は、神戸中村珈琲さんの訪問記です。9月最後のケシパール水曜定休日、神戸中村珈琲さんのところへ焙煎見学に行ってきました。メイツは皆、焙煎風景を見せていただくのは今回が初めて!朝9時45分、ワクワクしながら新開地駅に集合です。しばらく歩くと高ーい煙突が見えてきて…<写真お願いします> (タツパ注:煙突の写真はないのです、ごめんね、ななパール。)辺りには豆を煎る甘い香りが漂っています。焙煎所の中にお邪魔させていただくと、キリマンジャロ(タンザニア)の焙煎が始まったところでした。焙煎機に一度に30kgの生豆を投入してしばらく焙煎すると「パチパチッ」と豆のハゼる音が聞こえてきます。焙煎途中の豆を少し取り出して見せていただきました。<写真があれば…>(タツパ注:焙煎途中の写真はないのです、ごめんね、ななパール。)色がついて全体的にふっくらと大きくなった感じ。すでに美味しそう♩同じ豆でも、その日の気温や湿度、入荷した豆の状態によって焙煎時間は変わってくるそうです。ほんの数秒違うだけで、素人の私たちが見てもわかるぐらい色が変化します。それぞれの「瞬間」を見極めて焙煎を完成させていく中村社長のカッコいい後ろ姿に一同ほれぼれ(笑) そんな繊細でとても奥が深い焙煎を行いながらも、中村社長は終始笑顔で、焙煎のこと、産地のことなど、珈琲にまつわるお話をたくさん聞かせてくださいました。 (店先に植えてあるコーヒーの木を見せて頂いてます) 写真中央が珈琲の「実」私たちが日々ケシパールで淹れている「一杯」の珈琲、その背後には、それまで関わってきた人たちの分だけストーリーや想いが確かに存在するのだということを、今回の訪問で改めて感じました。そんな多くの人たちの手を介して、今奇跡のように私たちの目の前にあるつやつやした珈琲豆。私たちは一杯の珈琲と一緒にその「想い」まで届けられるようになりたいと思っています。そしてそれを飲んでくださったお客様からまた新たなストーリーが続いていくことを願って・・・ 繊細な焙煎技術が要求される直火式焙煎機。 生豆と焙煎後の豆。よく見ると缶が……リプトン!! 秋晴れの気持ちの良い天気の中、温かく迎えてくださった中村珈琲の皆様、本当にありがとうございました♩ななパールこんにちは。ななパールブログからバトンタッチ。ケシメイツのまつけんです!男です!初めてブログというものを書きますので読みにくい文章ではあるとは思いますが、どうかお付き合いくださいませ。中村珈琲さんの見学会の後、皆でケシパールに戻りました。そして、皆でお昼ごはん。さらに、中村珈琲さんで頂いたサンプルのテイスティング大会をしました。お昼ごはんはなんと…、まなパール特製カレー!!(タツパ注:まなパールは近々ブログ登場予定です!) これは僕にとっては大事件なのです!5月にケシメイツで六甲山登山に行ったのですが、その時もお料理大好きまなパールはお弁当にカレーを作ってきてはりました。交換できるお菓子も意気地も無い僕は、一口分けて欲しいという図々しいお願いを出来るわけなく、美味しそうだなぁと思いながらただただ見ているだけでした…それが念願叶いやっと頂くことが出来ました。さぁ、いざ、実食!!…………本当に美味しいものを食べると人は喋れなくなるものなのだと改めて知りました。そしてやっとの思いで捻り出した言葉も美味しいしか無いのですね。そしてそして…カレーを完食した後、テイスティング大会withまなパール’sシフォンケーキが開催されました。 6種類のコーヒーを飲み比べてそれぞれの感想を共有しました。(タツパ注:どんな珈琲か具体的に書けるといいね!)なかなか多くの種類のコーヒーを飲み比べるということはできないので、とても貴重な機会を頂くことができました。それぞれのコーヒーに全く違っていたり逆に似ていたりする点があり多くの発見がありました。(タツパ注:どんな発見か具体的に書けるといいね!)また飲む人によって感じ方も様々で同じコーヒーを飲んでも全然違う表現をしていてとても面白かったです。(タツパ注:どんな表現か具体的に書けるといいね!) 今回の経験を活かしてもっとわかりやすく美味しさを伝えることができるようになりたいと思います。とはいえ、やはり自ら味わうのが1番だと思います。たまにはゆったりとした気持ちでコーヒーの繊細な味を楽しんでみるのも良いのではないでしょうか?拙い文章でしたが最後まで読んで下さりありがとうございました。改めましてタツパです。長い文章なのに、読んで下さった方ありがとうございます!でもまだまだ続きます。僕も折角なので書きたくなっちゃったので、少し補足がてら…。中村珈琲では見学後に、滅多に飲める機会のない、「焙煎直後」の豆で淹れた珈琲を頂きました。(本来は焙煎後、一日くらい寝かせて味を落ち着かせます。)焙煎の香ばしさが口いっぱいにふわっと広がります。珈琲ではなく、「ローストそのもの」を味わう感じ。香ばしさが甘く優しく繊細に、何よりも心地よく感じられる、中村社長の人柄を映したような味わいでした。 中村社長直筆トリパール!そして、テイスティング。6種類頂いたサンプル豆はラテンアメリカ系3種類、焙煎したてのタンザニア、かなり深煎りのブレンドを2種類。季節の珈琲はアフリカ系で攻めているので、ちょっと新鮮な気持ちで珈琲と向かいます。そして、テイスティングがあることを察知して、まなパールがお手製「黒豆きな粉」シフォンケーキを用意してくれてました。テイスティング前に、それぞれ豆の香りを嗅ぎ比べ、「ブラジル」が絶対に相性が良い!との判断。ナツパールとまなパールが言うので間違いないです。即席で「マリアージュ」を決行し、楽しく美味しくテイスティング!それぞれ飲んでみては感想を(強制的に)言い合います。楽しそうに見えて、メイツにとって最初は地獄のような経験かもしれません(笑)「ちょっと湿った生木のような」「丸いあめ玉が舌の上に残ってるような後味」「牧場の朝の霧の海を思わせる」「こっちは上品なお姉さん、こっちはダンディでおしゃれな紳士」…正解は無いけど、間違いなんてもっと無い。素直な気持ちを素直なことばで表現します。単純だけど、難しい。難しいけど、意外と簡単。言葉だけではヘンテコに聞こえますが、言い合いながら飲んでみると、ほほー、なるほど、と思えるような、共感、驚き、発見…。世界中色んなところで色んな人が生産した豆、それを色んな人が色んな方法で焙煎した豆、それを色んな人が色んな想いで淹れてくれた一杯の珈琲。無限とも思える組み合わせの中から選ばれたといっても過言ではない一杯の珈琲。それが、自分の目の前にある。さあ、味わう。「どれが好き、嫌い」とかそんな単純な話しかできないのでは、珈琲に関わる人として絶対にもったいない。あのとき飲んだあの珈琲の何が好きなんだろう、今飲んでいるこの珈琲のどこが苦手なんだろう、ではこの珈琲は、どんな人にどんな時にどんな飲み方なら勧められるだろう…。通常、感情・感覚の認識に使うのは「ことば」。その「ことば」を集積し、「記憶」を残します。そしてその「記憶」をたどってブログを書くのも「ことば」なのです。ことばって大事。でも、どんな雄弁なことばも、ひとつの「笑顔」にはかなわなかったりするのが歯がゆくも、面白く、素敵ですよね。(だから笑顔も練習しなさい、マツケン!)ケシメイツの二人とも、忙しい中、ありがとう!初々しいブログでした♡せっかくなので、大作ついでに、お時間があれば…→第一回中村珈琲見学記1(二年前)→第一回中村珈琲見学記2→初のケシメイツブログ(半年前) [8回]PR